伊予松山　水月焼

初代好川恒方は、明治16年（1883年）　狩野派の画家好川馬骨（号）の長男として松山に生まれました。幼少の頃より絵をたしなみ、1903年、自宅の庭に築窯し水月焼を始めました。神像、動植物、山水などを得意とし、中でも天神蟹は写実的な表現を追求しました。独自の釉薬を使用した「天神蟹」は「生きた蟹」として好評を得、後の代表作となりました。恒方亡き後は妻の恒悦が継承しましたが、恒悦が2012年に逝去した為、今では閉窯となり、希少価値が高まっています。

実家の棚にそのままの状態で置いてありました。刻銘から初代恒方の作品と思われます。箱はございません。湯呑みの蟹は生き生きと写実的で、急須についても植物の描き方が目を引きます。かなり古いものですので、白っぽくなったりします。あと、急須の蓋には目立たないくらいの小さな欠けがありますが、経年劣化のものと思われます。使用しての欠けではございません。ご理解ください。

値下げ交渉はいたしません。
発送は土日は出来ませんので少し日にちがかかります。

商品の情報